CASE
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「いかに職人さんに使ってもらうか」
施工現場を知り尽くしたQosmosのこだわりを実感
株式会社染めQテクノロジィ
SD&BB2 秋津一平様
茨城県猿島郡
【before】
・施工は紙ベースの運用で、案件の増加とともに煩雑な業務を管理しきれなくなった
・業務によっては特定の社員に完全に依存しているものも
・業務効率化は至上命題で、それを実現する手段としてシステム導入を検討していた
【after】
・現地調査や施工結果の報告業務に活用することで、徐々に紙書類を減少させることに成功
・「URL共有」の利便性を生かして、協力業者にもスムーズに普及
・今後は現状の施工以外の業務にもQosmosを応用させたい考え
染めQテクノロジィについて
当社は社会インフラ・ビル・工場等、建造物の再生・延命及び防錆を目的とし、塗料をはじめとするソリューション技術の開発と実際の塗装工事をおこなう会社です。
塗装というとカラーやデザインなど、視覚的効果のイメージが強い方もいるかもしれませんが、防錆・防カビ・遮熱・抗菌など、建造物を守る上で重要な機能を発揮しているのです。
飲食店から工場まで、それぞれのお客様の課題に合わせたソリューション提供をおこなっています。
「業務効率化しないと回らない」状況に追い込まれていた
弊社の施工は煩雑な業務でありながら、運用は紙ベースでというアンバランスな状態でした。ありがたいことに案件数は増加していたのですが、内部での管理だけでなく外部の協力業者への情報共有にも限界を感じていました。案件管理を一人のメンバーの"職人技"で構築していたりと、リスクヘッジという点でも業務改善が急務でした。
また、どんなに案件を数が増えても、社員数を大きく増やすことはしない、という社としての方針が打ち出されていたこともあり、2018年ごろから業務効率化(≒システム導入)に対する危機感を持っていました。そんな折にQosmosを知ることとなり、話を聞いてみることになったんです。
「施工業者が作ったQosmos」という信頼感
一番の導入の決め手は、BPM社(Qosmos運営)自体が施工業者であるということです。
業務システムを導入するにあたっては、システムの機能そのものだけではなく、"いかに施工者側の意図を汲み取って、導入をサポートして頂けるのか"という点が重要であると考えていました。
現場のイメージがない方に向けてそこを伝えていくのはかなり大変ですが、BPM社は弊社のオーダーに対する提案内容がとても分かりやすかったです。
Qosmosの特徴、例えば、アプリのダウンロードが不要な点。これだけで本当に現場の職人さんにアナウンスしやすさが改善します。提案内容・機能特長のひとつひとつが施工現場を知っているからこそだと感じました。
社内での新たな活用シーンを常に模索
現地調査や施工結果の報告業務に活用をしていて、カスタマーサクセス担当と試行錯誤しながら、徐々に浸透させている状況ですね。
最近では、コロナ禍で需要が高まっている別事業の事業で活用できないかと考えています。
URLベースで報告ができるという利点を生かし、出荷前の検品から納品後の不具合報告、液剤の発注まで、自社の工場内・そしてお客様自身からリアルタイムに報告を上げてもらう仕組みを検討しています。
点検・報告作業の工数削減だけでなく、報告履歴がすべて残ることで、何かトラブルがあった際に後から追えるという点がポイントですね。商品をより長く快適にお使い頂けるよう、Qosmosを活用出来たらと考えています。
Qosmosへのさらなる期待
今回、報告・点検作業にシステムを導入してみて、作業効率のメリットはもちろんのこと、履歴データを蓄積していく事が、会社の運営上とても重要な事であると改めて感じました。
会社全体のトータルコンサルティングまで踏み込んでご提案いただけたら嬉しい限りです。
「施工現場の報告業務」というオーソドックスな活用方法からご導入いただいたお客様ですが、Qosmosのシステム特徴を存分に活かし、社内の様々な業務課題に活用用途を広げてくださっています。
今回ご紹介した新規事業をはじめ、塗料のメーカーという枠にとらわれず、様々なビジネスにチャレンジをされている企業様です。新しい事業や業務の中でもより一層Qosmosをフル活用いただけるよう、今後とも意見交換をさせて頂き、機能拡充につなげてまいりたいと思います。
事業所名
株式会社染めQテクノロジィ
代表取締役
菱木 貞夫
設立
2002年1月
スタッフ
84名
所在地
茨城県猿島郡五霞町元栗橋5971番地31
業務内容
染めQシリーズを始めとした自社製品の研究開発及びそれらを活用した施工サービス